金持ち父さん 貧乏父さん

金持ち父さん、貧乏父さん

「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」に学ぶ、お金の哲学

かとう

いきなりですが質問です。「家」は資産ですか?

まなぶ

持ち家のこと? そりゃ資産でしょ

けいこ

私もマンションじゃなくて、一軒家欲しい!

かとう

その答えの先に「金持ち」の意味がかくれています

「資産と負債」「ファイナンシャル・リテラシー」についてこの本から解説していきます。

目次

この本をひとことで言うと

お金持ちになるは、あるルールがあります。

しかし学校でも、家でも、そのルールは教えてもらえません。

この本はお金持ちになるというゲームに参加するためのルールを教えてくれる本です。

あなたがお金持ちを目指すのか、それともお金とは違う目的を持つのか、本を読んで考えてみてください。

「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」とは

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」はアメリカ人のロバート キヨサキさんの実体験から生まれた著作です。

「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」の目次
  • 教えの書―金持ち父さんの六つの教え
     金持ちはお金のためには働かない
     お金の流れの読み方を学ぶ
     自分のビジネスを持つ
     会社を作って節税する
     金持ちはお金を作り出す
     お金のためでなく学ぶために働く
  • 実践の書
     まず五つの障害を乗り越えよう
     スタートを切るための十のステップ
     具体的な行動を始めるためのヒント

資産と負債の違い

「家」は資産なの?負債なの?

最初に「家は資産ですか?」と質問しました。その答えを知るには「資産」と「負債」の意味を考えてみましょう。

資産と負債

資産と負債は、この本では次のように定義づけされます。

資産定期的にお金が入ってくるもの(キャッシュフローがプラス)
負債定期的にお金が出ていくもの(キャッシュフローがマイナス)
まなぶ

??? よくわかならないな

かとう

具体例をあげてみますね

資産株、債券、家賃収入が見込める不動産投資、音楽や本の著作権料、自分のビジネス
負債持ち家、車、高級ブランド、クレジットカードのリボ払い
けいこ

えぇ!マイホームって負債なの!!

かとう

お金を生み出さない、という意味で「負債」なんですね

レジャーに使うための車は負債ですが、例えば商売で車を使用する場合、これは車を使うことでお金を生み出すので、資産と考えられます。

自宅ではなく、買った家を人に貸すと毎月家賃収入が見込めるので、それは資産です。

貧乏な人は負債を買う

まなぶ

収入増えたら外車に乗りたかったのに…

かとう

お金持ちになりたいのなら、車を買うのは資産形成できるまで控えた方がいいですよ


「資産」だと勘違いして「負債」を買うと、お金持ちにはなれません。

持ち家や高級外車は「資産」だと勘違いしている人が多いのですが、実際は「負債」です。それらを買うとお金が出ていって、いつまでたっても「資産」が増えません。

貧乏な人は「負債」を買ってばかりいるので、ずっと貧乏なのです。

4つの区分

全ての仕事は4つに分けられる

全ての仕事は以下の4つに分類することができます。働いている人は誰でも、この4つのうちの1つに属しています。

金持ち父さんの区分

従業員:会社員、公務員、パート、アルバイトなど

専門家:医師、弁護士、税理士、芸能人、ユーチューバーなど

経営者:従業員を雇う社長やオーナー

投資家:ビジネスにお金を出して利益を出す人

お金持ちになるには右側へ

左側の「従業員」は会社員で、「専門家」は医師や弁護士などで、通常「従業員」より収入は多いですね。
しかし「従業員」も「専門家」もお金持ちになる事はできません。
なぜなら自分が働くことでお金が産まれるのですが、1人の人間が働ける時間は限りがあるからです。

右側の「経営者」や「投資家」は自分が働かなくても毎月収入を得ることができます。
ビジネスという「資産」を持っているからです。
従業員を増やしたり、新たな投資をすることで、稼げるお金は無制限に増やすことができます。

年収10億円の医者はいないけど、年収10億円の経営者はたくさんいるのです。

ファイナンシャル・リテラシー

まなぶ

わかりました。投資家になれば金持ちになれるんですね

かとう

でもいきなり投資家にはなれませんよ

けいこ

じゃあ、どうすればいいの?

かとう

お金の勉強をしましょう

専門用語を学ぼう

学校では「従業員」になったり「専門家」になる勉強は教えてくれるところがありますが、「経営者」や「投資家」になるための勉強は教えてくれません。

なので、まずはお金の勉強をする必要があります。

サッカーにはルールがあり、「オフサイド」「レッドカード」などの専門用語が飛び交います。ルールも専門用語も知らないでサッカー選手にはなれないですよね?

投資にもルールがあり「キャッシュフロー」「財務諸表」などの専門用語があります。こうしたファイナンシャル・リテラシー(お金に関する知識)なくしてお金持ちにはなれないのです。

まずは経営者をめざそう

いきなり投資家にはなれないので経営者になることを目指しましょう、とこの本は言っています。

いきなり会社を辞めて起業しろと言っているのではなく、復業でいいので自分のビジネスをはじめてみましょうとアドバイスしています。

自分が経営することで、「経営とは何か」「会社はなぜ利益を生むのか」という仕組みを実感できます。そうすることで投資先のビジネスを見極める目を養えるという訳です。

まとめ

この本が言っているお金持ちは資産家のことです。

資産をたくさん持っている、つまり自分が働かなくても定期的に収入がある人の事です。

今は元気に働いている人も、病気になったり、勤めている会社がダメになったりなどの働けなくなるリスクはあります。

リスクヘッジという意味でも「資産とは」「投資とは」について勉強しておくのは必要なことだと感じました。

「私は大金持ちなんか目指していない」という人も、貧乏になって困らないために「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」を読んでみてください。

金持ち父さん、貧乏父さん

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この記事を書いた人

CONTENTS.JP代表。企画を考えるところから、コピーライターとして広告を作ったり、サイトを作ったり、等々いろいろやってます。

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