よく遊び、よく学べ
スティーブン・キングが原作でスタンリー・キューブリックが監督した映画「シャイニング」は私が最も怖いと思う映画のひとつです。
映画の中に「All work and no play makes Jack a dull boy. 」ということわざがものすごく効果的に使われています(ゾッとするシーンなので、ぜひご自身で映画を観てみてください)。
訳すと「勉強ばかりで遊ばないと子どもは愚かになる」みたいな感じ。日本のことわざに当てはめると「よく遊び、よく学べ」ですかね。
英語だと「勉強ばかりじゃなくて少しは遊び心持て」みたいな感じですが、日本語の「よく遊び、よく学べ」はバランス重視で「スマホばっかりいじってないで少しは勉強しなさい」というニュアンスも入ってますね。
ただ最近は「遊び」と「学び」の境界線が曖昧になっているので、このままこのことわざを今の私たちに当てはめるは難しいのかなと思ったりします。
アプリ開発する(なりたい)人にとって、スマホをいじるの半分は学びだし。eスポーツのプロゲーマー(になりたい人)にとってゲームで遊ぶことが学びだし。
どんな遊びにも学びの要素があるし、逆に学びにも遊びの要素がありますよね。
戦国武将とか好きな人にとって歴史の授業って、ドラマの解説聞いてるみたいなものだし。
思うに、境界線が曖昧だから何が遊びで何が学びかは重要ではなくて、どう遊びどう学ぶか、が重要なのでは。
「まじめに遊び、たのしく学べ」とかね。
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