
なんて読む?
たらい
洗濯や行水に使うあの容器
実は「手洗い」がなまって「たらい」になりました。
解説
「盥」と書いて、たらい。洗濯や行水、金魚すくいでおなじみのあの容器です。 実はこの言葉、「手洗い」が変化したもの。平安時代の辞書『和名類聚抄』には 「盥 多良比 俗に手洗の二字に言ふ」と記されています。「手綱」「手向け」の ように「手」を「た」と読むことがあるため、「てあらひ」から「たあらひ」、 そして「たらひ」へと変わっていったと考えられています。 漢字の形も見事です。真ん中の「水」を左右から挟むのは、両手を表す部分。 下の「皿」が器。つまり両手ですくった水を、下の器で受け止める様子が そのまま一文字になっているのです。 昔は角のような取っ手が付いた「角盥」、やがて桶のような「桶盥」へ。 形を変えながら、この道具は千年以上も日本の暮らしのそばにありました。
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