
なんて読む?
じょうろ
花に水をやるあの道具

実は「雨露の如し」と書く当て字です。
解説
「如雨露」と書いて、じょうろ。花や植木に水をやる、あの道具です。 実はこの漢字、当て字です。読み下すと「雨露の如し」——雨や露のように水を 降らせる道具、という意味になります。道具の役割がそのまま字になっている、 よくできた当て字です。 では読みの方はどこから来たのか。有力なのはポルトガル語で「水の噴出」を 意味する jorro、あるいは「水差し」を意味する jarra から、という説です。 ただし断定はされておらず、辞書も「〜からか」と慎重に書いています。 日本語の文献では1680年の『続無名抄』にすでに「如雨露」の表記が見られます。 もうひとつ豆知識を。先端に付いている、小さな穴がたくさん開いたキャップは 「ハス口(蓮口)」といいます。ハスの実の形に似ているためです。あれは水流を 弱めてシャワー状にし、土や苗を傷めないための工夫でした。 雨のように、露のように。名前も形も、やさしく水をやるためにできています。
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