
メロスの親友の名前、覚えてる?
セリヌンティウス
身代わりになった竹馬の友
解説
メロスの親友はセリヌンティウス。
シラクスの町で石工をしている、メロスの竹馬の友です。処刑場で身代わりとなり、メロスの帰りを信じて待ち続けました。
ちなみにメロス自身の職業は村の牧人、つまり羊飼い。武人でも勇者でもない、ただの羊飼いが王城に乗り込んだところから物語は始まります。
太宰治は小説の末尾に「古伝説と、シルレルの詩から。」と記しており、古代ギリシャに伝わる友情譚「ダモンとピュティアスの伝説」を、ドイツの詩人シラーが詩にしたものが下敷きです。舞台のシラクスも実在の都市で、現在のイタリア・シチリア島のシラクサ。教科書で読んだあの物語の背後には、二千年以上語り継がれてきた友情伝説があったのです。
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