
なんで黒い?
タールを塗った
木の船を守る黒い塗料

実は「黒船」はペリーの300年前からあった呼び名です。
解説
黒船が黒かったのは、威圧のためではありません。木造の船体を腐食や水から守るため、 タール(ピッチ)を塗っていたから。当時の西洋造船では標準的な処理でした。 そして「黒船」という言葉、実はペリー専用ではありません。室町時代の末から、 日本に来る外国船はみな同じ理由で黒く、まとめて「黒船」と呼ばれていたのです。 1853年にペリーが率いてきたのは4隻。蒸気船のイメージが強いですが、 蒸気軍艦は2隻だけで、残る2隻は帆船でした。それでも旗艦サスケハナ号は 全長約80メートル・排水量3,824トンと当時世界最大級。江戸の人々が見上げた 「黒い巨体」の衝撃は、300年続いた呼び名を、この4隻の代名詞に変えてしまいました。
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