
『注文の多い料理店』、店の名前は何でしょう?
山猫軒
宮沢賢治が描いた、山奥の客を料理する店

実は看板には、英語でWILDCAT HOUSEとも書いてあります。
解説
『注文の多い料理店』の店の名前は、山猫軒。山奥で道に迷った二人の紳士が、 ふと振り返ると建っていた西洋料理店です。 玄関の札は原文で4行。「RESTAURANT/西洋料理店/WILDCAT HOUSE/山猫軒」と、 英語と日本語が並んでいます。 奥へ進むほど「髪をきちんと」「鉄砲を置いて」「クリームを塗って」と注文が増え、 最後は「体に塩をもみ込んで」。注文が多いのは店のほうだったのです。 二人は白熊のような犬に救われますが、紙くずのようになった顔だけは、東京に帰っても お湯にはいっても、もとのとおりにはなりませんでした。 1924年刊の童話集『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』の表題作。賢治が生前に出した 唯一の童話集で、1000部のうち200部は父から借金して自分で買い取っています。
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