
「チェリオス効果」とは、どんな現象でしょう?
浮くものが集まる
水面のゆがみに沿って互いに寄っていく

実は名前の由来は、朝食のシリアルの商品名
解説
「チェリオス効果」とは、水面に浮かんだ小さなものが、たがいに引き寄せられるように寄り集まったり、器の縁にくっついたりする現象のことです。炭酸水のグラスをのぞくと、泡が寄り合ってふちに張りついています。あれがそれです。
浮かんでいるものは、水面をわずかにゆがめます。水面から出られないので、浮力で浮くものはゆがみの高いほうへ登り、重みで沈みかけたものは低いほうへ落ちる。それしか動きようがなく、結果としてたがいに寄っていきます。ガラスは水にぬれるため器のふち際で水面が持ち上がり、泡はそこへ登っていきます。
名前の由来は、牛乳に浮かべた朝食のシリアルの動き。2005年にハーバードの2人がアメリカの物理教育誌に書いた論文がこの名前を広め、その論文は名前の出どころとして1977年の物理読み物を挙げています。
水面を歩く虫にとっては厄介な効果で、岸に上がろうとすると水面の坂を登らされる、と同じ論文は書いています。
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