
地球の赤道にぴったり巻いたロープを1m長くし、ぐるりと一周同じ高さに浮かせると、地面とのすき間はどれくらいでしょう?
約16cm
足した1mを2πで割った長さ

実は地球でも1円玉でも、すき間は同じ約16cm
解説
地球を完全な球とみなし、赤道にぴったり巻いたロープを1メートルだけ長くします。それをぐるりと一周、同じ高さに浮かせると、すき間はおよそ16センチ。350mlの缶を立てても入る高さです。
円周は「直径×円周率」。円周が1メートル増えると、直径は1÷3.14…で約32センチ増え、半径はその半分の約16センチ増えます。この計算には地球の大きさが出てきません。だから1円玉に巻いても、すき間は同じ約16センチです。
たとえば1円玉(直径2センチ)なら、円周は約6.3センチ。ここに1メートルを足すと約106センチになり、その輪の半径は約17センチです。1円玉の半径は1センチなので、縁からロープまでのすき間は約16センチ。「すき間」とは直径ではなく、半径の差のことです。
[図]
この問題は古く、18世紀のはじめにイギリスのウィリアム・ウィストンが編んだユークリッドの教科書で、すでに取り上げられていたとされます。
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